特撮怪獣映画「ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発」記者会見レポート
鬼才・河崎監督が怪獣映画の復権に命を賭けて挑む2008年最大の話題作!!
今年7月に北海道の洞爺湖で開催される先進国首脳会議、通称”洞爺湖サミット”。各国のトップが集い、くそ真面目な議論を展開する筈のこのサミットの真っ最中に、もし宇宙怪獣が攻めてきたら。。。そんな奇想天外な展開を映画にしてしまおうというのは「いかレスラー」「かにゴールキーパー」「コアラ課長」の“超感銘動物三部作シリーズ”や「ヅラ刑事」で今や刑事もの映画を撮らせたら右に出るものはいないとまで言われている我らが河崎実監督である。その河崎監督が「日本以外全部沈没」に続く“世界破滅三部作シリーズ”の第二章として制作するインターナショナル・パニック巨篇で特撮怪獣映画の「ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発」 (製作:ギララ製作委員会=松竹+衛星劇場+ウェッジ・ホールディングス+リバートップ+トルネード・フィルム+デフスターレコーズ+ファミマ・ドット・コム)の製作発表記者会見が1月29日、東京・築地の東劇ビル10階の大会議室で行われた。

この松竹とトルネード・フィルムが超強力タッグを組んで製作する本作は、ゴジラ・ガメラと怪獣映画全盛期の1967年に公開の松竹で製作された唯一の怪獣映画作品「宇宙大怪獣ギララ」(その斬新なデザインは今も多くのマニアに支持されているが、以降続編が製作される事は無かった)の続編にあたる。一作目から約40年を経て、ギララが大復活する事が既にマニア界隈で大きな話題となっている。
<「宇宙大怪獣ギララ」の詳細な史実は、松竹から発売中の河崎実監督のDVD『絶対やせる電エース』に貴重資料と共に収録されています。是非ご覧ください。>

○リンク
DVD 『絶対やせる電エース』
映画のストーリーは、世界の首脳たちが集まる洞爺湖のG8サミットの真っ最中、札幌近郊に中国の宇宙船が墜落。宇宙船に付着した胞子から、宇宙怪獣・ギララが突如出現する。ひょんな発言で、G8サミットは急遽「G8大怪獣ギララ対策本部」に変更され、先陣切って日本がミサイル攻撃を仕掛ける。だが、そのミサイルをモグモグと食べつくしてしまったギララ。すっかり腰抜け国となった日本にとって代わり、各国がこぞって攻撃を開始する。だが、ギララには何の効果もない…。果たしてG8は、この地球存亡の危機を回避できるのか。。といた内容。
記者会見会場では、まず監督の手書きのタイトル文字がホワイトボードに書かれ我々をお出迎え。
サブタイトルの「危機一発」あくまでも「危機一髪」ではなく「一発」なのは監督のこだわり。かの007シリーズの一作が「危機一発」である事へのオマージュだそうだ。
テーブルの上にはかつて一斉風靡したギララのソフビがちょこんと置かれている。
その後司会のレイパー佐藤氏の流暢な紹介口上にのって、我らが河崎監督が映画本編に登場する予定の日本の首脳陣を帯同して堂々の入場。そのメンツは福田首相、小泉元首相、安部元首相と、かなり吃驚したがよく見れば(というかよく見なくても)、歪なメイクの風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」の渡部又兵衛、松下アキラ、福本ヒデの御三方である。そしてやはりメインのギララが登場!会場内は予想通りどよめきが溢れた。その造形は監督の要請であの品田冬樹氏が、1967年版ギララと「全く同じ」に。流石に実物は威圧感がある。

まず河崎監督がマイクを取るなり「 本作は1967年の映画『宇宙大怪獣ギララ』の40年ぶりとなる第2弾ですが当時の怪獣ブームに便乗した作品で、ギララ自体はマニアにとっては伝説的な怪獣でしたがゴジラやガメラのようにはヒットしなかった不幸な怪獣でした。私も『日本沈没』に便乗する形で『日本以外全部沈没』を撮り成功したので、 今回、松竹さんからも復活させようと言って頂き、 怪獣ブームを再び起こすべく本作を作ろうと思いましたがが、怪獣だけで客が入るほど映画は甘くない!ということで、今年の便乗は何があるかと考えたところ、洞爺湖サミットがあることに気づき便乗しようと思いました。
怪獣映画は日本の伝統芸能で誇りだと思っています。昨今のCG多用には反対で、40年前と全く同じような形で制作したいと思っています。あと、サミットが舞台となる映画は世界初だということです!他の出演者は後日発表します。」と語った。
三首相に扮する ザ・ニュースペーパーの松下氏が「鼻筋は通っているが、話の筋は通っていない小泉純一郎です。今回俳優として出るわけですが、一番のライバルは(小泉)孝太郎ですね」と軽く挨拶し、安倍前首相役の福本氏は「私に残された再チャレンジはこの映画しかありません。」と豪語。続いて福田現首相役の渡部氏も「サミットだけはやってから解散したい。そうでないと私の映画の中での役がなくなってしまう」と、本音をポロリ。 そんな彼に監督は村長役を用意。いつ解散するかわからない国会の情勢をにらんでの苦肉のアイデア。
「サミットが舞台だが、各国からクレームやサミット側から苦情はないのか?」という質問に監督は「政府の方にぜひ文句を言ってもらいたいですね、宣伝になるんで。。」とさらり。小泉さん役の松下氏に「実際に怪獣が日本に襲来したらどうするか?」を尋ねてみると「自衛隊を民営化して、新規参入を募って戦う」と発言。
「どうして”レッドキングの逆襲”とか”バルタン星人の逆襲”ではなくて、ギララなんですか?」という記者の不意打ち質問も難なくかわして(笑)、「ワールドプレミアで世界中の人に観ていただきたいです」と宣言。

自重に耐え切れないギララはフォトセッションが終わると、早々に退散。
トルネード・フィルムの叶井俊太郎代表は、「製作費は『日本以外...』とあまり変わらないですが、公開規模は今迄より大きくなる予定です。既にスピンオフ企画も進行中で、世界情勢とあわせてパニック映画を作っていく予定です」と語った。
素に戻ったザ・ニュースペーパーの面々は「いまだにこの企画自体、なくなるんじゃないかと心配」「本当にやるのか?」等不安を吐いていたが監督は「ドッキリじゃないんだから!」と笑い飛ばした。
最後に監督は「リアルな映画にしたいと思いますので、マジメな特殊メイクをしてもらいたいと思っております」と期待大の発言。
さていかなる映画となるか?
撮影は3月下旬から4月中旬の予定で行われ、6月に完成、7月7日から行われる北海道洞爺湖サミットに合わせて、「世界の要人」を集めてのワールド・プレミア完成披露試写会が予定されている。8月に北海道で先行上映後、9月から全国公開予定。配給・宣伝はトルネード・フィルム。

映画「ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発」
今夏、全国公開
監督:河崎実「日本以外全部沈没」「ヅラ刑事」
脚本:右田昌万「平成ウルトラマン」シリーズ、河崎実
出演:渡部又兵衛、松下アキラ、福本ヒデ(ザ・ニュースペーパー)ほか
製作:ギララ2008製作委員会(松竹、衛星劇場、ウェッジ・ホールディングス、リバートップ、トルネード・フィルム、デフスターレコーズ、ファミマ・ドット・コム)
配給:トルネード・フィルム
○リンク
映画「ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発」オフィシャルサイト












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