久しぶりに洋楽のニュースターを発見した。一聴して凄い音に気づく事ができる的確な音楽性、一度聴いたら忘れないキャッチーなメロディー、全盛期のピーター・フランプトンを彷彿させる(ちょっとラフ目だが)親しみやすいルックス。。。
その名はオールド・マン・リバー。“悠然と流れつづける大きな川のように、生きることのすべてを受け入れる”・・・という名の旅人、詩人、うた歌い。
そんな彼の デビューアルバム『グッド・モーニング』は全曲オールドロックファンでさえのけぞる秀作が粒ぞろいなのだ。アルバム一曲目の『サンシャイン』は、まるでエリック・クラプトンが在籍していた全盛期のクリームがビートルズの「トゥモロー・ネヴァー・ノウズ」を奏している感覚のグッドナンバー。とにかくキャッチーで聴き心地が良い。なんとシタールまで自身で演奏していて、その事実もジョン&ジョージ・ファンにたまらないのである。既にラジオを中心に大ヒット中のデビュー・シングル「ラララーみんなのうた」も子供達さえすぐ口ずさめるようなナンバーで、こちらはさながらビートルズでいうところの「愛こそすべて」という感じか。
シドニー生まれの28歳。イスラエル出身の両親のもとに生まれる。本名Ohad Rein(オーハド・レイン)。オーハドとはヘブライ語で“最愛の人”という意味。幼少の頃ヨーロッパへ渡り、その後4〜5歳でイスラエルに移り21歳までをイスラエルで過ごす。その後インド、アメリカ、日本などを旅しながら、日常で起こることや感じることを詩に綴り、ストリートでバスキングしながら道行く人々へ歌いかけていた。
約5年前シドニーに戻り地元のミュージシャン仲間と本格的に音楽活動を始動、それが軌道にのりSonyBMGオーストリアと契約、オールド・マン・リバーの名義でソロ・デビュー・アルバム『グッド・モーニング』を完成させる。
オールド・マン・リバーというソロ・プロジェクト名に関して、“川と、川が象徴するものが好きだから”と語る。それは、彼が影響を受けたヘルマン・ヘッセ著「シッダールタ」(自分探求の旅の末に主人公が雄大な川に辿りつき“人生とは川のようである”と悟る)に出てくる川のイメージや、80年代を舞台にしたアメリカのミュージカル「ショウ・ボート」の劇中歌“Old Man River”の歌詞(“何があろうと川は何も言わずひたすら悠然と流れている”という歌詞)に、彼の人生哲学を重ねあわせたのだそうだ。また東洋的/仏教的観念にも影響を受けているオールド・マン・リバーは「何事とも競わず、自分のありのままを受け入れ、悠然と流れる大きな川のように、人生のすべてを受け入れて流れ続けたい」という信念を持つ。
ビートルズ、ボブ・ディラン、レッド・ツッペリン等のロック音楽をこよなく愛しる少年だったオールド・マン・リバーは、子供の頃ギターを手にしてから、インドでシタールを習得し、現在7つの楽器をこなす。音楽に対する圧倒的なまでのピュアな思いを抱きながら、旅による多様な文化や価値観を呑み込み、そして今このデビュー・アルバム『グッド・モーニング』から新たなる流れを作ろうとしている。
現在はシドニーからすぐ近くの美しい海のある町ボンダイ・ビーチに住み、晴れの日は海で泳いだり友達とキャンプに出かけたりして、自然と触れる生活を送る。2007年イタリアとドイツで“ラララーみんなのうた”が大きなヒットとなり、2008年に向けてはイギリス、フランス他多くのヨーロッパ諸国でのリリースが決まっている。そんな中いよいよここ日本でも、2008年1月待望のデビューを果たす。
ぜひオーストラリアの太陽と海と大地が生んだ、オーガニックでピースフルな至高のサウンドをじっくり堪能してほしい。
アルバム『グッド・モーニング』
オールド・マン・リバー
Old Man River

グッド・モーニング
■ 商品番号: BVCP-25123■ 発売日: 2008/01/23■ 価格: ¥1980(税込)■ ALBUM
2008/01/23 発売
●オーストラリアの太陽と海と大地が生んだ、オーガニックでピースフルな至高のサウンド。”悠然と流れ続ける大きな川のように、生きることの全てを受け入れる”オールド・マン・リバー、遂に日本デビュー!!!
※日本盤ボーナス・トラック収録予定
※期間限定スペシャル・プレイス¥1980(税込)!!
現在、オールド・マン・リバーのブログを開設中!
オフィシャルブログ
「ラララーみんなのうた」が2週連続1位!!
オールド・マン・リバーの「ラララーみんなのうた」が、2週連続で洋楽ラジオ・オンエアチャートにて1位を獲得!!(1月23日付けミュージック&メディア調べ)
Track List
01:サンシャイン
02:トラウザーズ
03:ベター・プレイス
04:サマー
05:ビリーヴ・イット
06:ウェディング・ソング
07:ラララ〜みんなのうた
08:ロング・ウェイ・フロム・ホーム
09:タイム
10:ミッドナイト・イン・クイーンズランド
11:オール・ザ・シングス
12:テーブル・フォー・2
13:ラララ-みんなのうた(デスペラード/夕暮れヴァージョン)
14:ラララ-みんなのうた(ビデオ)
オールド・マン・リバー アーティストページ
オフィシャルブログ
Old Man River generic interview
オールド・マン・リバー スペシャル・インタビュー
-- アルバムができあがった感想を聞かせてください。
OMR:アルバムが完成したのは、すごくいい気分だよ。なんていうのかな・・小さいときに学校で数日間の小旅行に行って、慣れてないトイレだったからずっとトイレに行けずにガマンしてたんだけど、家に戻ってよーやくトイレに入れたときみたいな、そんな感じかな。
-- ほっとした感じですね。
OMR: 本当にほっとしたって感じだよね(笑)
-- レコーディングで一番簡単だったこと、一番難しかったことはそれぞれどんなことでしたか?
OMR: 一番難しかったことは、音がちゃんとした場所にたどりつくのを待つこと、かな。忍耐力のない人がガマンして待つというのは大変なレッスンだよ。でも一旦すべてがあるべきところにたどりつくと、そこからはすごく簡単な作業さ。自然と湧き出てくる感じなんだ。そうすると、またすっごくほっとする感じなんだよね。音楽はすでにそこにあって、その音楽のしたいように進んでいく。まるで子どもが外に出て行って、好きなように遊んでいるのを見ながら、その子に手を振ってあげている、そんな感じかな(笑)。
-- どんな曲を書くのが好きですか?また曲を書くにあたって、どんなことからインスピレーションを受けますか?
OMR: インスピレーションは、とても普遍的なことから感じるよ。普通に生きている中で起こること、たとえばバスに乗って周りを見渡して、一緒に乗っている人たちのことをいろいろと考えるんだ。“彼らは一体今何を考えているのだろう”“彼は何のためにバスに乗っているのだろう”“これからどこへ行くのかな”“どうしてぼくたちは今一緒のバスに乗っているんだろう?”とか、そんな考えから、いろいろ曲のインスピレーションを得るんだ。
-- あなたのアルバムからは、本当にピースフルなオーラを感じますよね?あなた自身のどこからそういったものが湧き出しているのだと思いますか?
OMR: うーん、僕は音楽というものをすごくリスペクトしているんだ。音楽には全くエゴというものがないから。音楽は音楽のためだけにそこにあるものなんだよ。空気の中にね。ミュージシャンであること、そしてそういったエネルギーを作りだすことができること、そしてその音楽に合わせていつだってダンスできるということを、とてもラッキーだと思うし、恵まれてると思っているんだ。でもソングライティングでもパフォーマンスでも、そしてレコーディングでも、本来のピュアなままの音楽をキープできるように心がけているよ。それに凄いことだと思うんだけど、ショーをする度に、僕はそこにいて、今という時間にいる、それが音楽のパワーでもあるんだよね。だからとても気持ちがいいものなんだと思うんだ。
-- 競争の激しい音楽業界において、音楽をピュアなものにしておくのはとても難しいものだと思いませんか?
OMR: 2000年前に中国で書かれた『老子道徳経』という書物の中で“あなたが競わなければ、競争は誰との間にも一切起こらない”という一節がある。それが僕の信念なんだ。僕は誰とも争いたいとは思わない。僕は自分にできることだけをする。それが好きだからやっているわけだし、それ以外のことは出来ないからね。僕はすごく料理がヘタで、、料理はできるけど、でもストレスをいっぱい抱えてレストランで働くことはできないよ、だって短時間で料理を作ったりなんて無理だからね。だから、音楽をやっているんだ。それに、“どうして僕はあの人じゃないんだろう”とか“どうしてあの人たちみたいな成功を僕は手に入れていないんだろう”とか、飛行機に乗るときに“あの人はビジネスクラスなのにどうして自分はエコノミーなんだろう”とか、自分にないものばかりを見ていると、すごくミジメな気持ちになってくるでしょ。だから自分が持っているものを見るんだ、そうするとすごく幸せな気持ちになってくるよ。とてもいい気分になれるんだ。
-- 現在のミュージック・シーンで、あなたがもっともリスペクトしているのは誰ですか?
OMR: オーストラリアにも素晴らしいシンガー・ソングライターがたくさんいると僕は思うよ。Augie MarchのGlenとか、Sleepy JacksonのLuke Steeleとか、GelbisonのGeorge Byrneとか、もっとたくさんいる。それに僕が今一緒にツアーしているミュージシャンは、初めての人たちばかりで、たとえばブリスベンのTom CooneyやメルボルンのWhitleyのLaurenceとか、Laura Jeanとか。ショーをやっていくごとに、いろいろな素晴らしいミュージシャンたちとの出会いがあるんだ。小さいところだけれど、でもたくさんのシーンが起こっていて、とても豊かなところだ思う。いいことだよね。
-- ではあながたこれまでに影響を受けたミュージシャンは誰ですか?
OMR: 昔の音楽ならなんでも。ビートルズやディラン、ニール・ヤング、ピンク・フロイドにレッド・ツッペリン。父親が聴いていたクラシック・ミュージックやジャズも、僕は聴きながら育ったんだ。それに最近ではインドとかレゲエとか、ワールド・ミュージックにもとてもはまっている。すごくノリがよくって、よい音楽で、そして何か考えさせてくれる音楽だったら、僕はすぐに気に入るんだ。
-- 小さいころから聴いていた音楽は?
OMR: 兄の持っていたアルバム・コレクションを一番よく聴いていたかな。でもなかなか聴かせてもらえなかったから、それが余計に“スウィート”な音楽だと思わせてくれたんだよね。兄がいない隙に部屋に入り込んで、ピンク・フロイドのレコードを10分だけ聴いて、“YES!”って叫ぶんだ。兄は本当にいい音楽の趣味を持っていたと思うし、クラシックなロックを聴くことができたのは兄のおかげだね。それからさっき話したように僕の父のクラシックとジャズのコレクションもよく聴いたよ。モーッツアルトやベートーベン、それからデイヴ・ブルーベックやマイルス・デイヴィス。だから僕の育った家で、吸収できる限りの音楽を吸収したんだろうね。
-- 楽器はどのぐらい習ったのですか?いくつ弾けます?
OMR: 7.5かな(笑)
-- その0.5は何です??
OMR: トランペット。ずっとトランペットを吹けるようになりたいって思っていたんだけど、3音ぐらいすると、変な音になっちゃうんだよね。
-- 最近はオーストラリアの東部をツアーしていますが、まだステージにあがるとナーヴァスになりますか?
OMR: うん、すっごく。プレイすることに付随してくる、おもしろい過程だよね。慣れてくると、もっとライブをこなすようになって、だんだん緊張は弱まってくるけれど。最初の頃は、ギグの2週間前から緊張してきて、そのあとは1週間くらい前になって、それからギグの2時間ぐらい前に、そして今はステージにあがる5分10分前になると、胸の鼓動はすごくて、なんか飛んじゃいそうな気さえするよ。でも本当にステージというのは現実とは思えないような場所に見えてくるんだ。ステージの上でプレイして、僕をみているみんなを僕も見ていると、なんか自分の中から自分が抜け出して、観客側で自分を見ているような気がしてくるんだ。で、“今、ここでは何が起こっているんだろう?”って思う。(笑)
-- どんな場所でプレイするのが好きですか?小さい会場?それとも大きな会場?
OMR: どこでもプレイするのは好きだよ。今やっている“Mellow Gold”っていうツアーは、すごく小さくてオーディエンスと近い感じで、とてもスペシャルなんだ。見に来ているオーディエンスもとても礼儀正しい感じの人たちで、音楽をリスペクトしているんだ。しっかり音楽を聴いて、床にすわって、とても静かに聴いてくれる。すごくスペシャルだよ。でも一方で、バンドと一緒に大きな会場でエネルギー溢れるプレイをするのも大好きさ。すごく大きな場所で、みんなの前に出て、みんなと曲を楽しむ。どのショーも、ここでは本当にいいショーだよ。
-- ショーのあとはファンに会ったりするのですか?
OMR: うん、いつもそうしている。僕たちはハグするのがポリシーみたいなんだよ。
-- 本当に?
OMR: 本当だよ。ファンをハグするのが大好きさ。
-- どの州のファンが一番ハグ好き?
OMR: Adelaideの人たちにはとても驚いたよ。バンドのメンバーも証明してくれるよ。本当にAdelaideの人たちはすごくハグ好きなんだ。
-- ずっと訊きたかった質問をします。折り紙のクジラがCDに入ってますが、あれは誰のアイデア?
OMR: 僕と友達のTamir Davidのアイデアだよ。彼はアーティストで、ふたりでアルバムのジャケットのアイデアを考えていたんだけれど、行きづまってたんだ。まったくどうしたいのか、どんなジャケットにしたいのか分からなくって。それでただ話しながら、夜通しDVDを見ていたんだ。それで、ある晩カーペットに寝転びながら、朝の3時ぐらいに突然ひらめいたんだよ、“クジラのオリガミをやろうよ!”って。
-- 天才的ですね。
OMR: でしょ。最初は普通のオリガミを折っていたんだけど、グーグルでオリガミを探しすと、何でも出てくるんだよ。で、僕がすごく影響を受けたDVDがあって、その話をしていたんだけれど、そのDVDのオリガミを作ろうってことになったんだ。そのDVDというのは、ある人が出てきていろいろな物語を話すDVDなんだけれど、その中に “ジョナとクジラ”という物語があるんだ。クジラが人間を呑み込んでしまうんだけれど、その人はクジラの中でも生きながらえる。何日かクジラの中で寒くて震えているんだけど、やがてクジラはその人間を吐き出すんだ。で、そのDVDで話をしている人は、その物語が示唆する本当の意味について分析するんだけれど、僕たちはその考えにものすごい驚かされたんだよ。
-- ちなみにクジラにはどんな意味があるの?
OMR: そのDVDの人が言うには、彼は、ジョセフ・キャンベルっていう素晴らしい神学者なんだけれど、彼によると“水”は“意識下”を象徴するらしいんだ。そして水の上にあるものは“意識上”にあるもの、なぜなら光の中で見ることが出来るからね。でも水の中にあるものは、見えないし、未知のものだ。海に行ったときにそういう経験があるだろう、“うわー、海の中に何かいるけれど見えない!”というような。そうすると“サメじゃありませんように!”とか思う。つまり未知のものには常に脅威を感じる。なぜなら分からないからだ。だからキャンベルがいうには、クジラが象徴するのは、つまり水の中にある巨大な生物は、生きることにおける最大の無意識な部分なんだそうだ。そしてクジラに呑み込まれるというのは、そういう未知のものに自分が呑み込まれた状態を意味する。そしてしばらくの間、その未知のものとともに過ごし、自分の知るところのものにしようとする。そしてやがて現実に吐き戻され、そして変化が訪れる。
-- アルバムのテーマにしてはすごく深い意味があるんですね。
OMR: それにクジラは作るのが簡単だからね。腹の部分も首の部分も必要ないでしょ。
-- 次のアルバムでもオリガミは付いてくるのでしょうか?
OMR: そうだね。昨日まさにメルボルンでもその話をしていたんだよ。シリーズ化しようかって。これからリリースする全てのアルバム、すべてのシングルに全部オリガミが付く。次のCDには、マイケル・ジョーダンがダンク・シュートしているオリガミがいいかなって。きっと絶対出来るはずだよ。
-- それは本当に楽しみですね!ありがとうございました。
OMR: ありがとう!












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