■公演日■ 2007.12.19 (水)
■場所■ Asagaya / Loft A(阿佐ヶ谷)
■出演■
サエキけんぞう、緒川たまき、松蔭浩之、chelucy(まつゆう)、田ノ岡三郎(アコーディオン)、サエキけんぞう&Club Je t'Aime、DJ:梶野彰一(L'APPAREIL-PHOTO)、トーストガール 他
寒空が少し、底冷えを催促し始めた阿佐谷の駅南口付近から、徒歩約2分程でたどり着く事が可能な「Loft A」は、偶然にもこの日のイベントのプレゼンテーター、サエキけんぞう氏のバンド名にちなんだようになんと”パールセンター街”の中にある。偶然とはいえ、この日をクビを長くして待ちわびていた、かつてのこのイベントのファンと一緒に小踊りしてしまいそうな”得した感”を感じたのは私だけだろうか。始まる前からもう既に何かとてつもないサプライズが起こりそうな予感。
6年ぶりのイベントは、豪華幕の内のようなお得感
そんな中で6年ぶりの開催となった「ゲンスブールTOナイト」。
セルジュ・ゲンスブールは御存知フランスで、いや世界中で絶対的カリスマとして人気を誇る作詞/作曲家、歌手、映画監督、俳優である。彼の没後、様々な国で彼を讃えたイベントやトリビュートが行われたが、日本では我らがサエキけんぞう氏が行ってきたこの「ゲンスブールTOナイト」が唯一長きに渡り継続していたイベントであったが、諸事情によりしばらくお休み(この日のイベントを観られた方なら”充電”という言い方がふさわしいと思った事だろう)となっていた状態から、この日ようやく再開の汽笛を鳴らしたのだ。。。
この日の構成は第一部がトークショー、第二部がファッション・ショー的要素を含んだアトラクションありのライブという豪華二本立て。それこそ終電間際まで十分堪能出来た極上のイベントだった。
第一部のトークショーでは、サエキ氏のPodcast番組「ポッドハンター」でもおなじみの まつゆう( モデルユニット「 chelucy」リーダー、プロデューサー兼デザイナー、モデル出身)、 現代美術家で写真家でもある松蔭浩之氏や20代よりパリと東京を往復し、この日はDJとしても大活躍したフォトグラファー&アートディレクター&ジャーナリストの梶野彰一氏(atelier L'APPAREIL-PHOTO)らを迎えての、まさに初心者からフレンチエキスパートまで贅沢に楽しめる盛り沢山で軽快なトークの嵐。そしてスペシャルゲストの緒川たまき嬢を迎え、最高潮に達したトークショーは今回、ゲンスブールの映像を楽しむというよりは彼との関係が深かった女優達の映像を堪能するといった方が近い形となった。ゲンスブールと不倫の関係にあったブリジット・バルドーのショーの映像からゲンスブールの提供による「ハーレイ・ダビッドソン」、「コンタクト」、「ボニーとクライド」等や、3人目の妻にあたるジェーン・バーキンの同じくショーの映像を鑑賞し、そこにサエキ氏らの博学的な解説トークが被さるという素晴らしく贅沢な時間。ここでしか聞けない秘話、映像も。(これらショーの映像は現在DVDが入手が難しくなっているが、某映像投稿サイトでは幸運にも見れる場合も。。。)そこに更に緒川たまき嬢の絶妙な間の手とも精鋭なコメントとも取れる華麗なツッコミ(?)が輪をかけて会場内の熱気を煽っていた。
緒川たまき嬢の生「うそつき!」に感涙
そしてトークの後半、超スペシャルプレゼント。松蔭氏の必死のフリが功を奏したのか、ついに緒川たまき嬢の口から「トレビアの泉」でおなじみのあのセリフ、生の「うそつき!」が聞けたのである。またまた場内割れんばかりの喝采。
この日の編集部の一押しはトーストガールのBBコスプレによるパフォーマンス。今後の彼女の行動は要チェック!
そして迎えた第二部では、トーストガールとまつゆうによる、バルドー&バーキンのコスプレ的ミニファッションショーと秀逸なカヴァーが演奏され、松蔭ンスブールの素晴らしいコスプレとゲンズブール張りのトーキン&シンギン。どれもが官能の世界へと導くフレンチポップの世界へと引き寄せてくれる中、満を持して我らがサエキけんぞう&Club Je t'Aimeの登場。ゲンスブールのカバーに右に出るもの無しといった自信と優雅さが溢れる円やかな演奏の中で、暫し時間を経つのを忘れる。。。そしてこの日の最大の見せ場は、ゲンスブールのデビュー曲「リラの門の切符切り」のカヴァー。ここではなんとこの日の為にフランスから取り寄せられた本物の切符をサエキ氏が切っていき観客に渡していくシーン。カヴァーなのにカヴァーを越えた瞬間であった。
計約4時間、様々なゲストと共に迎えたこの日のラストは次なる” ゲンスブールTOナイト”開催の予感を感じさせる賑やで軽快なゲンズブールのナンバー「コーヒー・カラー」。
今後このイベントは本格的な復活を予定しているとの事なので、今回参加出来なかった方、この記事を読んで引き込まれた方は、次回イベントに是非御参加頂ければ。

イベントの中でも盛んに紹介されていたサエキけんぞう氏のフレンチワールド決定版「CAMEMBERT & SUSHI カマンベール&スシ」< MAN 0410142 / ¥3,200 (消費税/送料込)>が好評発売中!
この日のイベントでも話題になったフランスの郷ひろみことクロード・フランソワのカバー「陽のあたる月曜日」、ハイポジのもりばやしみほとデュエットしたゲンスブール&バーキンの有名曲「69はエロな年」(ギター窪田晴男)、ジェーン・バーキンの「バビロンの妖精」の1曲目を飾った「ベビー・ルウ」のエレクトロなカバー、ペトラ・クラークの有名曲「水たまり」(ぬかるみ)、ジャック・デュトロン(フランソワーズ・アルディのダンナでもあるフランスを代表するロック歌手)の「サボテン」(ギター窪田晴男)の自信作5曲収録。世界で初めてのカマンベールCDを是非、お手元にひとつ!ワインとご一緒に!
*オフィシャルサイトより購入出来ます。
サエキけんぞうオフィシャルサイト











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