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特集: 猛烈にエコについて考えてみる

文化放送環境プロジェクトフラッグシップ番組
『 いとうせいこうGREEN FESTA』

文化放送が環境プロジェクト「文化放送 GREEN WORKS」フラッグシップ番組としてこの11月10日にスタートし各方面で様々な反響を呼んでいる番組『 いとうせいこうGREEN FESTA』(毎週土曜日18:30〜19:30)。 文化放送がこの番組で提案するキーワードは、とっても身近な「GREEN=緑」。この番組では地球温暖化、異常気象、海水面上昇、種の絶滅等、今まさに肌で感じられる地球の危機感を問題定義しながら、「ちょっとカッコいい大人の環境生活」を目指し、わたし達の生活レベルではいったい何から始めたらよいのか等、エコを真正面から真剣に捉える本格的な初のラジオ番組として話題となっている。
今回「文化放送のある東京・浜松町の夏の温度を1度下げたり、東京都の緑化率を1%あげる」というマニフェストを掲げパーソナリティを勤めるいとうせいこう氏、石川真紀さん(文化放送アナウンサー)にこの番組にかける意気込みや制作秘話等を伺った。

- この番組のパーソナリティに抜擢されたと聞いたその瞬間、いとうさんは自身どんな感覚でした?

いとうせいこう(以下いとう):最初はグリーン関係の何かをやりたいという話だったんだよね。他の番組で文化放送に来ていた時に、すれ違いざまに編成の人から打診されて(笑)。その時はまだ何をしたいかも解らなかったみたいで。それからしばらくして、逆に僕の方から「あれ、どうなったの?」と連絡をこっちからしたぐらいで、もうせっついたみたいな感じで。こっちは『PLANTED』(いとうさんが編集長を務める植物と暮らす人達ための季刊雑誌)のこともあるから、(色々考えたら)何か面白い事出来るんじゃないか、と思って。だから依頼されて引き受けて、というよりは、両者がものすごく歩み寄ってやっている感じだから、文化放送の方も非常にノリが良いし、今、局的にノっている時期でもあるし、元々持っている暢気な所が(笑)、番組的に良い方向に行っていると思うんですよ。

- 環境プロジェクトのフラッグシップ番組ということですが?

いとう:らしいんだけどね(笑)。そういうプレッシャーが全く感じないんだよね。また、僕がその度思いついた事を言ったり、「この人がいいんじゃないか」とゲストの人を連れて来たりとかしても、誰も文句言わないし。いい事だと思っている事には局の人がみんな積極的に乗っかってくれて。ある意味、凄く”ラジオっぽい”番組だね!
この頃、ラジオがすごくビジネスライクになったなあと思っていてね。僕は御存知の通りラジオ出身の人間で、ニッポン放送の深夜番組で”レコード出し”をしていたんだから。かつての良き時代の感覚で、思いついたらデンスケ持って出かけていっちゃうとかっていうのがラジオの良さだったんだよね。そういう感覚がこの番組にはあるなあ、と思って。そこが気に入っているんですよ。

- 檜原村で観光客が餌付けをして困るという問題にも、番組ですぐに動きました。

いとう:(餌付け禁止、ごみ捨て禁止の)看板を設置したらいいんじゃないかと思いついてさ、すぐに僕がデザイナーさんに許可とって。でも番組の人は嫌な顔してないし、そうですか、よかった良かったです、って感じで進んでるんですよ。

- 番組をやっていて、本当に良かったなと思う事はなんですか?またリスナーさんの反応は?

いとう:まず一つは、この頃自分がやっている事が全部この番組で繋がっちゃうみたいなところ。たとえば、雑誌の取材やトークショーなんかで緑の話題が出てくると、詳しく聴いてみたりして、普段の行動全部がこの番組のためにに還元出来ている。今、集まってるんだよね、色々なものがこの番組に。それだけこの番組が丿っているという事なんだよね。それが、やっぱり面白い。
この雰囲気は経験上、もっとでかくなる筈だよ。でかいムーブメントがきっと起きる。
リスナーは、(番組の放送がまだが浅いので)まだ戸惑っているのかなぁ、っていうのはあるけどね。プロジェクトが決っていないのに発表しちゃうとか、完全にネット仕様のやり方をしているんだけど。そこの勘所を解ってくれれば、全員参加の番組なんだと、が安心して参加していいんだという番組にして、イベントなり何なりをやっていきたいと思っているんですけどね。今はまだ信頼してもらうプロセスの前段階という所かな。

- いとうさん的に最近自分自身でエコを意識してやっている事はありますか?

いとう:僕は基本的に冷房使わないので、まずは貢献しているかなと。ただ、今年の夏、さすがに熱くて使っちゃったんだけど(笑)。あとなるべく車は使わない、とか。電車通勤だし、基本的には。万歩計(いとうさんの中ではMPKプレーヤーとかヤングな万歩計だから”やんぽ計”等と呼んで、デコレーションしたりしている。詳しくはいとうさんのオフィシャルブログで。)を持って一駅多く歩くとか。

- いとうさんは”マイ箸”を持ってらっしゃるとか。

いとう:そう。浅草の知り合いのおやじさんが箸問屋さんらしくて、”お世話になってます”みたいな感じでくれたモノなんだけど、これがことのほか良いんですよ。常備しています。マイ箸は何より暮らしが賢い感じがして、いい気分ですよ。

- パートナーの石川さんについての御感想を一言。

いとう:石川さんは、とぼけてます(笑)。なんかマイペースで。それでいて真面目な人なんで、エコロジーの真の部分をちゃんと任せておけば、僕がそれをどんなにポップに引っかき回してもぶれない感じがあるので、やりやすいです。

- リスナーに伝えたい事はありますか?

いとう:「 東京都の緑化率を来年までに1%あげるから、みてやがれ」と。それこそいかに無理な事であろうとも、それに向かってどんな手でも打つ、ってことだね、これは。それと浜松町の一定の場所のある夏の午後の温度を1度下げること。いろんな部分でみんなに協力してもらって、モデルケースとして文化放送の真ん前の温度をまずは下げたいわけ。成功例があればみんな喜ぶし、やる気になると思う。あと、檜原村の看板もね。

- 最後にネットのユーザーの方に、今すぐはじめられるエコがあれば教えてください。

いとう:まずは万歩計じゃないかな。そう、やんぽ計(笑)。来年ブレイクしますよ、 やんぽ計の時代、来ていますから、もう(笑)。で、なるべく歩く事。そもそも健康になるためにビリー(ブートキャンプ)に頼っているくらいならさ、普通に歩けよ、って。歩くと世の中の新しいものが見えてくるし、店だってなんだって新しい発見があって、ネット以外の情報も入ってくるし。その上でCO2も何にも出さない。こんな良い事はないんだから。万歩計(やんぽ計)をつけて、一日一万歩、まずは歩くムーブメントが欲しいね。

- 有り難うございました。

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石川真紀さん プロフィール

0609_石川真紀02.jpg秋田県出身 。 早稲田大学卒業後、文化放送にアナウンサーとして入社。 2001年12月〜2004年11月、報道部記者として、警視庁、司法、国会などを担当。北朝鮮による日本人拉致事件取材、日韓共催ワールドカップにてソウル取材を経て、2004年12月〜、再びアナウンサーに。
硬派のニュース番組から音楽・バラエティ番組までを巧みにこなす、文化放送の看板女子アナウンサー。
目標は、”笑い皺の似合う女性”。

《現在の担当番組》
「竹内靖夫の電リク ハローパーティ」、「団塊倶楽部」、「大竹まこと ゴールデンラジオ」、 「アジアン!プラス」他。
《趣味》
フラメンコ、映画鑑賞、音楽鑑賞、舞台鑑賞、ピアノ演奏、スキューバダイビング、料理、散歩。

- まず、この番組のパーソナリティになった時の率直な感想をお聞かせください。

石川真紀(以下石川):まずはいとうせいこうさんと御一緒出来るという、楽しみな感情が最初で、文化放送が10年くらい前から「エコライフ情報」というミニ番組を毎日放送してはいたんですけれども、今回こういう形で週1回の1時間のレギュラーの番組で、しかも文化放送のCSRの一環としてという番組を担当出来るのは本当に満を持してという形でしたので、文化放送もついにここまで来たかという気持ちが2番目に湧いてきました。

- 番組を始めてから周りが変化したな、と思う事はありますか?

石川:番組がスタートした事で、たとえば今迄は番組の関係者だけしか環境についての事が社内でも話しにのぼらなかったのが、普通に社員全体で、しかも関係者以外でも、毎日買うお弁当だったり、水だったり、箸だったりを、これってエコを考えているのかな?とかそういう話ができるようになったのが凄く大きな変化です。「エコライフ情報」を担当していた時は、女性のアナウンサーが取材、構成、ナレーションを全部担当する女性発の番組だったので、文化放送としても女性が毎日の経済活動に一番近い所にいるし、子供の教育にも携わるという事で、まずは女性から立ち上げていこうという意気込みだったんです。今はそれがこの番組のようにエコが会社全体の中でも当たり前になっていて、これを良い方向に進めていければと思っています。

- いとうさんの印象についてはいかがですか?

石川:ホントに人脈が広い方で、またそのどれもが深くて、更に有言実行型でいらっしゃる方だなと思います。この番組、実は事前の打ち合わせが一切無いんで、指定の時間に集まっていきなり本番が始まるんです。たとえば一週間ぶりにお会いするのに、何をしてきて、何を考えてきて、どれを具体化してきたかというのを、それこそヨーイ、ドン!でぶつけ合う感じで。だからリスナーの方にも普通に番組作りに参加しているようなリアル感を味わって頂ける番組かなと思います。それを一緒にやってるいとうせいこうさんが凄いので、御一緒していて本当に良かったなと思っています。
いとうさんは数々のエコ関連のイベントですとか、メディアに登場して色々発言されているので、エコの先進者だと思っているんです。まだまだエコに関心がない方がいる中で、進んでいる方とそうでない方のバランスを取っていくのがこの番組にとって良いのかなと思います。もうかなり進んじゃっていて、今からじゃ参加出来ないのかな、などと思わずにどんどん途中からでも参加して頂けると良いと思います。

- 石川さん個人でエコを意識している事はありますか?

石川: 私はもちろん節電とか節水とか毎日の中で必ず触れる事は心掛けているのと、あと過剰包装はできるだけ断るようにしています。

- 番組を通じて石川さんからリスナーに一番訴えたい事は何でしょうか?

石川:毎日の食卓の会話に、「今日、エコな買い物したよね」とか「これってエコなのかな?」とか普通に出てきてくれるようになると良いなって、思っています。エコって実はけちけちしているものではないし、我慢しなければいけないものでもなく、お仕着せじゃなくって、みんなでやっていて楽しいもので、それが普通なんだという事に自然になっていくといいなと思います。その取り掛かりとしてまずこの番組は、音楽面にしても、いとうさんの話題の持っていき方にしても、良い意味でAMラジオらしくないので、ちょっとフリーペーパーを見て頂くような感覚で皆さんに聴いていただけたらな、と思います。

-  有り難うございました。

○番組担当ディレクターからの一言
文化放送編成局 制作部 小笠原 真愛さん

「環境が色々と変化している中で幾分遅蒔な気はするんですけど、文化放送として環境活動を行おうというプロジェクトの窓口がこの番組になります。環境番組は既に沢山出揃っていますが、違いを見せるにあたって”動く番組”であるということをテーマに出していっています。
そのためまだ放送は数回ですが、色々なプロジェクトがどんどん立ち上がってきていますので、それを言いっぱなしにしないで実現していくのが、大変ですけどとてもやり甲斐があります。 いとうさんがいきなり言われる事には今でも結構驚かされますが(笑)。
今後は様々なプロジェクトの遂行や、番組でオリジナルのノベルティを作ったりと色々な事を計画中です。
環境番組って地味って思われがちですが、非常にノリが良い番組なので、聴いてもらって堅苦しくなくエコを面白がってもらってえればいいな、と思っています。また番組だけじゃどうにも成らないので、皆さんも一緒に楽しんで盛り上がってください。地球ちゃん(丸い水槽にエビが飼われていて餌等を与えなくても自然にサイクルが回ってまるで地球の縮図のようになっている事から名付けられた。オフィシャルサイトで24時間リアルタイムに観賞可能)も是非ご覧ください。」

LinkIcon番組オフィシャルサイト



*今後も猛烈編集部ではみなさんのココロの中の緑、目に見える緑が少しずつ増えていくよう、エコの第一歩を『 いとうせいこうGREEN FESTA』の番組と共に楽しくわかりやすくお送り出来ればと思っています。今後番組の動向も随時お知らせしていきますのでお楽しみに!


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